『労働生産性向上が未来をたぐり寄せる!真の働き方改革とは?』


皆さま どうも!


現役の中小企業専門の
経営コンサルタント:西本です。


いつも「経営という仕事を理解するサイト」
ご閲いただきありがとうございます。


『労働生産性』とは
財務指標のひとつ


でももしかすると
この言葉そのものも
ご存知ない経営者も
いらっしゃるかもしれません


しかしこの財務指標は。。。


人材育成を語る上で
とても重要な財務指標です


財務デザイン編でも
お話しましたが
財務指標とは
経営の計器:インジケーターです


【参考情報】>これでわかった!究極にわかりやすい決算書の読み方講座(BS編)


その見方がわかれば
経営の状態を把握することが
可能となります


今回はそんな重要な財務指標と
人材育成の関係をお話していきます




今回はそんなお話です


どうぞお付き合いくださいませ




益々高まる労働生産性の重要性



近年、この労働生産性という指標が
注目を浴びてきています
と、いうのは。。。


政府が提唱し始めた
『働き方改革』
つまり。。。
『一億総活躍社会』に向けた
大きな構造改革施策のひとつです


そして経済界における
その大きなメリットのひとつとして
労働生産性の向上が
謳われているからです


というのも。。。。
日本の労働生産性は
世界でも低レベルで


これを世界レベル並に高めることで
少子高齢社会を乗り越えようという
政府からの提案なのです


つまりどういうことかというと。。。


今後、我々中小企業に
労働生産性の向上という課題が
ますます注目される流れになる


これに取り組まない企業は
時代に取り残されてしまう
ということです


逆に言えば。。。
ここに取り組む企業は優遇され
その支援策も手厚くなる流れ


現実に補助金申請に有利になる
経営力向上計画の中でも
すでにこの労働生産性が申請の可否に
大きく影響する法律要件に入っています。


また今後、融資判断に活用が期待されている
ローカルベンチマークという企業評価ツールの中でも
重要視すべき6つの財務指標に
労働生産性が入っていることも
注目されている証拠と言っていいでしょう


ではそもそも
この労働生産性っていったい
どういうものなのでしょうか?


それをみていきましょう


労働生産性とは?その計算式は?



この労働生産性は、基準によって
さまざまな計算式が定義されていますが
前述した経営力向上計画および
ローカルベンチマークでの2つの計算式を見てみます

【経営力向上計画 の 計算式】 労働生産性 = ( 営業利益 + 人件費 + 減価償却費 ) / 労働者数ないし労働者の全就業時間
【ローカルベンチマーク の 計算式】 労働生産性 = 営業利益 / 従業員数



みていただいたとおり
経営力向上計画の方が
少し難しい計算式になっています


ローカルベンチマークの方は。。。
従業員1人あたりの営業利益
という意味合いです


一方で経営力向上計画の方も
同様なコンセプトではあるものの


人件費と減価償却費を
差し引いた後の営業利益に


人件費と減価償却費を再び加算することで
この2つを経費計上しなかった状態の利益を算出


その上で労働者数=従業員者数で割り算する


ま、言ってみれば
ローカルベンチマークの労働生産性
つまり従業員1人あたりの営業利益から


人材採用で増加した人件費と
設備投資で増加した減価償却費を
マイナス評価しない指標


と言えそうです。


逆に言えば、人材採用と設備投資
この2つを進める企業が成長するよと言う
国からのメッセージなんでしょうね


もう、ホントわかりにくいから
ちゃんと言葉で伝えて欲しいものです、笑
(たぶんどこかで主張しているのでしょうけど…)


労働生産性と人材育成との関係性は?



ではこの財務指標と人材育成に
どんな関係があるのでしょうか?


それは。。。
これらを計算していくことで
現状の労働生産性がわかります


つまり、
従業員一人あたり
どのくらいの利益を得ているのか


さらに詳細に表現し直すと
労働時間1時間あたり
どのくらいの利益を生み出しているのか


これを経営力向上計画では
業種によって目標は変わりますが
概ね5年間で2%向上せよという
法的なハードルを設けています


つまり、それ以上の計画でなければ
認定しませんと


もっと言えば
日本全国の中小企業は
全員そのハードルは超えて下さいと


その目標を超えるためにの方策は2方向
前述の計算式から逆算すれば
『利益を上げる』『労働時間を減らす』
になりますよね


それには何が必要か???


もうこれまでの作業プロセスを
さらに効率化する方向へ
改善するしか方法はないんですよ!


5年間で2%です


ではどうやって?


ここで人材育成が絡んできます


その方法を
従業員と一緒に考える
従業員と一緒に取り組む
従業員と一緒に。。。
その成果を掴み取る


我が国の総合力を高めるために
働き方改革に我が社は取り組む


その大義名分を背景に
我が社の効率化について
従業員が考えて
従業員が決めて
従業員が改善していく


従業員自らが
我が社の課題を
自分の課題として捉え
自律的に改善を進める


そんな企業文化を
組織的な習慣を
インストールするには
よい理由になると思いますが
いかがでしょうか?



労働生産性向上への方法・施策を考える



労働生産性向上の計算式
そこから読み取れる改善策はズバリ
『時間効率の向上』


それを実現する具体的な施策は
◯設備投資による効率化
◯プロセス改善による効率化
ですよね


経営力向上計画における
計算式でわざわざ加算した
人件費と減価償却費からも
人材採用と設備投資が
推奨されていること
読み取れました


特に設備投資に対する補助金は
あらゆる方向から手厚くなっています


もうエアコンでも冷蔵庫でも
この10年で我が国の省エネ技術は
恐ろしく発展しています


当然、産業機械でも同様です


そのため、その購入も選択肢に
入りますよね


そしてもうひとつ期待できるのは
改善活動の推進なんですよ!


この『人材』を活用した
改善活動の効果は絶大です


だって改善を考えるには
問題点に気づくチカラ
その改善方法を生み出すチカラ
そしてそれを実行するチカラ
が必要になります


これを従業員自らが
取り組める組織的な仕組みが
インストールできるなら


こんなに強い会社はないです


いや、逆に言えば
これに気付いて
しっかり取り組む会社は
今後増えてくるはずです


できない会社から
淘汰されていく
そんな想像すらできます



労働生産性向上の具体事例



現在、働き方改革実現会議の方で
生産性向上の事例を集めて
シェアしているようです
【参考リンク】> 総理官邸>働き方改革実現会議
※ 下の方の関係省庁連絡会議の配布資料リンク内を参照


まだ業種的には少ないですが
今後、どんどん増えていきそうです


ご自身の会社に関係する事例があるか
ぜひ定期的にチェックしてみて下さいませ


さて、この全国的な流れは
社会的な風を生み出します


政権与党を気に入るかどうかは別として
この流れをうまく活用して
従業員と方向性を共有していく


それくらいしたたかに
我が社の発展のための
仕組みづくりを考える


そんな方向性を目論むことも
経営者の大切な仕事であると
考えることもできますが
あなたはどう考えますか?


またよければぜひあなたのご意見を
お聴かせくださいませ




それでは今回はここまで




いつも長文・乱文を最後まで読んでくださりありがとうございます♪


次回もよければどうぞお付き合いくださいませ☆


すべては頑張る経営者のために すべては皆さまの笑顔と元気のために

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西本文雄(にしもと ふみお)

西本文雄(にしもと ふみお)

代表取締役株式会社 事成す
1967年 兵庫県生まれ。経営コンサルタント歴8年で500社を超える中小企業の支援実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しつつ中長期的な人材育成を進める「小集団活動」の推進が得意です。あなたの会社の未来とがっつり向き合います。